インプラントに年齢制限はあるのでしょうか?

おいしいものをいつまでも食べたいのは自然なことです。そういう希望を叶えて差し上げるためにインプラント治療は存在するのです。
いつもインプラント治療を説明するときに聞かれる質問です。インプラントに年齢制限ってあるのでしょうか?
何歳までできるの?何歳からできるの?
<高齢者の場合>
年齢の上限は無いと考えていいと思います。ただし、他の全身疾患とのかねあいから外科的処置が不可能な場合があります。これは高齢者に限らず言えることなのだと思うのですが、心臓疾患、糖尿病、腎臓病、肝臓病、出血傾向疾患など外科的処置が制限される全身疾患をお持ちの方は内科の先生とよく相談をした上で処置を行う必要があります。
また、年齢が高齢になると基本的に体の治癒スピードは悪くなります。骨折をしたときの治癒と考えればわかりやすいと思います。従って、骨造成後あるいはインプラント埋入後の治癒期間を長くする必要があると思います

<低年齢者の場合>
今まであまりこのことについては気にしていなかったのですが、最近になって特にこのことを考えなくてはいけないことを多く経験するようになったので書かせていただきます。
それは『最近の子供は歯の数が少なくなっている』ということです。
-先天性歯牙欠損-
つまり、乳歯が抜けても大人の歯が生えてこない(大人の歯が存在しない)子供が多いのです。
理由はよくわかりませんが、少なくともその傾向は年々強くなっているような気がします。この時問題となるのが生えてこない歯のところをどうするのか?ということです。そのままにしておくと歯がバラバラになって並んでしまい。大変なことになってしまいます。だからといってきれいな隣の歯を削るのももったいない。
そんなときにインプラント治療が役に立つような気がするのですが...。
インプラントは骨と強く結合する金属(チタン)でできています。骨と強く結合するところはいいのですが、骨の成長期の子供に埋入するとそのことが逆に災いしてインプラントのまわりの骨の成長が抑制されてしまうのです。ですからインプラントの埋入はあごの骨の成長が止まってから行う必要があります。少なくとも20歳以降が望ましいと考えられます。

※大月歯科医院ではこのような場合矯正治療を含めたトータルなサポート体制をとっており、最終的にこの子の歯並びをどう完成させてあげるのかを一緒に考えてプランを提案させていただいておりますのでお気軽にご相談ください。

-ポイント-
インプラントの年齢制限は年齢的に顎の骨の発育が完成する20歳前後から可能です。年齢の上限はありません。ご高齢の方でも全身に重大な疾患がなければ可能です。