今回は単純にGBRで作られた骨にインプラントを埋入したケースなのですが、ちょっと視点を変えてGBRで作られた骨っていつ頃本当に自分のものになるのだろう...ということを考えていた頃に遭遇した症例です。
このころはまだ当院では症例写真をアナログのカメラで撮って、プリントアウトしたものをスキャナーで取り込むという、今から思えば気が変になるような作業をしていたことを思い出します。
<GBRで作られた骨が非常に柔らかく、オッセオインテグレートのための期間を長くした症例>
女性の方で左下臼歯部のカリエスで抜歯となった。ブリッジを希望されなかったので説明を行いインプラントによる回復を試みることとした。

初診時パノラマです。左下7番のカリエスによる根破折により、抜歯となりました。
この症例では抜歯即時GBRという方法を選択いたしました。
その理由は
1.抜歯理由がカリエスであり、GBRを行う部分の骨の感染が無い。(PやPerでの抜歯では即時GBRはリスクが高いので当院では行いません。)
2.GBR部位の範囲が少なく、閉鎖が行いやすい。
ということだったと思います。


左が抜歯直後で、右は肉芽をきれいにとって新鮮骨を出したところです。


骨補填材(DFDBA)を入れて、メンブレンでスペースメイキング。
このメンブレンは露出した時にあまり問題にならないのが優れたところです。ゴアテックスのメンブレンの場合は露出すると感染しないかといつも冷や冷やしていないといけないのです。

GBR後に撮ったパノラマです。















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